皆が幸福になることが私の幸福~ってか(笑)

音楽あり~の、写真あり~の、絵画あり~の、評論あり~の、横浜アリーノ(爆)

ちょっと個性的・日下部荷揚げ店


散歩のときに見つけた気になる看板でした。
http://niage-kusakabe.co.jp/kusakabe/
日下部荷揚げ店の理念
人に夢を与え続ける会社に
私は中学生を卒業しいろんな業種の仕事を経て建築現場に材料を搬出入する会社に入りました。
荷揚げという業種だと入社してはじめて知りました。
ヘルメットも社名等はなくただの青いヘルメットで現場では色んな方からなに屋さん?や何でも屋さん?など言われる事が日常茶飯事でした。
そんな質問に内心、もったいないと思う気持ちもあり、その当時の社長に許しを得て自腹で、日下部荷揚げ店というヘルメットを作ってみました!
荷揚げという業種はごく一部分の人しかしらない業種の為そのヘルメットをみて色んな方から仕事をもらえるようになりました!
その当時の社長は歳のせいか、仕事にあまり欲がなく自分でとってきた仕事なら自分でやってみろと快く言ってくれたので、会社の仕事が無い時や日曜日などに新しく取り引きできた会社の仕事をやらせてもらったりしてました。
欲が無かったのか私を応援してたのかは分かりませんが。
それから1人では両立が厳しくなり始めた頃、私の兄貴と兄貴の幼なじみの友人が入社してくれたのをきっかけに取り引き先も増え、また仕事で忙しくなりまた人を雇う、そんな年月を重ね24歳の時に正式に会社を立ち上げました。
独立できたのもその当時の社長のおかげでもあり、大好きな社長だったので下請けとしてその会社の仕事をメインでやってましたが、社長は荷揚げという体力仕事はほどほどにして、細々と1人でやっていきたいという話をされました。
正直複雑な気持ちでした。
その頃の従業員数は8名だったのですが独立をきっかけに、現場の仕事がドンドン減り、荷揚げ以外に解体等の作業をしてなんとか仕事を作ってましたが、毎日仕事があるまではいきませんでした。
そんな時、設立した当時から居てくれた幼なじみの友人は福利厚生のある会社にいくから辞めると話をされました。
その時に自分は仕事をこなしてるだけで従業員の5年後、10年後、20年先を見越して何もしてあげてない事に気付けました。
泣いて後悔しても、もう遅い、これからは従業員に先の事の保証を安心できる会社にしよう!と本気で思いまずは株式会社にして福利厚生をちゃんとして、みんなも誇れる会社にしようと動く事ができました。
荷揚げという仕事は力や体力を使う仕事なので若いからこそできると思います。
でも若い、今だからこそ手に職をつけさせて、自分の可能性を見い出ださせてあげる事が会社として、社長として1番やらなきゃいけない仕事なんだと自分自身思いました。
例えば、自分のやりたい仕事や可能性をうちの会社で見い出ださせた結果、他の会社に勤めるのでもその人の人生の役にちょっとでも立てたなら、結果オーライなのかなと今は思います。
設立して約9年、目の前の事を一つ一つ一心不乱にやってきてあまり記憶もないですが、色んな事がありました。
今では従業員20人の大所帯になり10月から群馬に支店をだせました!
旗揚げ当初に居て辞めていった幼なじみは戻ってきてくれました!!
これからも従業員にとって㈱日下部荷揚げ店に関わる人にとっても、いい会社としてあり続けていきますのでどうぞよろしくお願い致します。
今の自分、今の会社があるのは、今まで僕を担いで元気づけてくれた周りの人のお陰です。
0を1にできる可能性を教えてくれ、実際に1にしてくれたのは従業員だ!
社長なんかは偉くない!偉くて尊敬しなきゃいけないのは従業員だ!
代表取締役 日下部 好治